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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生82巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 脳性麻痺と産科医療補償制度

脳性麻痺発症の防止に対する助産所・診療所と専門病院との連携—宮崎県の取り組みから見えたこと

著者: 池ノ上克1 児玉由紀2 山下理絵2 土井宏太郎2 鮫島浩2

所属機関: 1国立大学法人宮崎大学 2宮崎大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.544 - P.547

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はじめに
 宮崎県(以下,当県)の周産期死亡率はかつて全国ワーストを記録するなど困難な状態にあった.しかし,最近では周産期関連の指標が大幅に改善され,全国的に見ても良好な状況が維持されている(図1).

参考文献

1)Tokunaga S, et al:Applying the ecology model to perinatal medicine:from a regional population-based study. J Pregnancy 2011:587390, 2011
2)White KL, et al:The ecology of medical care. N Engl J Med 265:885-892, 1961
3)Green LA, et al:The ecology of medical care revisited. N Engl J Med 344:2021-2025, 2001
4)Yamashita R, et al:Trends in Perinatal Death and Brain Damage:A Regional Population-Based Study in Southern Japan, 1998-2012. Austin Pediatr 3:1043, 2016
5)土井宏太郎,他:Population-based studyに基づく周産期脳障害のpathwayに関する臨床的検討.日産婦会誌69:773, 2017
6)American College of Obstetricians and Gynecologists, American Academy of Pediatrics:Neonatal Encephalopathy and Neurologic Outcome, 2nd Ed. pp1-20, American Academy of Pediatrics, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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