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特集 人獣共通感染症—獣医衛生領域から見た対策
獣医師の社会的役割と現状
著者: 筒井俊之1
所属機関: 1国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 企画管理部
ページ範囲:P.6 - P.8
文献購入ページに移動本特集が掲げる「人獣共通感染症」への対策においては,特に公務員獣医師が大きな社会的役割を果たしている.2016年現在で9,000人以上の獣医師が国や地方自治体の職員として公衆衛生や農林水産関連の業務に従事している2).公務員のうち国家公務員は全体の数%にすぎず,公務員獣医師の74%は都道府県の職員が占めている.また,残りの20%は市町村職員で,主に政令指定都市などの大都市で公衆衛生に関する業務に従事している.
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