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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生83巻2号

2019年02月発行

文献概要

連載 リレー連載・列島ランナー・119

ハイリスク妊産褥婦のレベル分けによる適切な支援体制の構築—産科診療所での取り組みと医療機関・地域連携の実際

著者: 大西舞子1234

所属機関: 1武庫川女子大学看護学部(母性看護学) 2医療法人青葉会神野レディスクリニック 3マーガレット出張助産院 4京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程

ページ範囲:P.143 - P.147

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はじめに
 前回(83巻1号)を執筆された藤原久子先生とは,私が以前に京都府の総合母子医療周産期センターで勤務していた時,同病院の医療ソーシャルワーカー(medical social worker:MSW)さんとして出会った.特定妊婦(出産後の子どもの養育について,出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦)の方の支援においては地域との連携が欠かせない.これには,症例ごとにきめ細やかな対応をしていただける敏腕MSWの存在がとても大きい.藤原先生の地域母子保健水準の向上への取り組みからは,大変多くのことを学ばせていただいた.

参考文献

1)山口舞子,他:周産期ハイリスク事例継続ケアシステム構築のための活動.日周産期・新生児会誌49:845, 2013
2)久保隆彦,他:平成15年度厚生労働科学特別研究事業 妊婦のリスク評価,妊婦のリスク評価に関する基礎的研究総括・分担研究報告書.2004
3)中林正雄:産科領域における安全対策に関する研究 平成16年度厚生労働科学研究費補助金医療技術評価総合研究事業 総括・分担研究報告書.2005
4)大西舞子,他:ハイリスク妊産褥婦レベル分けによる医療機関・地域が連携した適切な支援体制の確立にむけて.日周産期・新生児会誌53:616, 2017
5)服部律子,他:ハイリスク妊産婦への支援における市町村の妊娠届出書の活用と医療機関との連携の課題.岐阜県立看護大学紀要17:109-118, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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