公衆衛生83巻4号

2019年04月発行

視点

中堅期に差し掛かった，ある公衆衛生医師の独白

著者： 杉谷亮¹

所属機関： ¹島根県浜田保健所健康増進課

ページ範囲：P.248 - P.249

文献概要

はじめに—公衆衛生医師としての足跡
　私は，病院勤務を経て，地元である島根県の公衆衛生医師となりました．入職後は保健所や県庁において医療政策中心の経歴を積んできたのですが，2017年度から保健所の健康増進課長として勤務することになりました．健康増進課の業務は初めてで，部下を持つことや県西部での勤務，単身赴任もそうでしたので，異動当初はかなり戸惑いもありました．
　そんな中堅期に差し掛かった公衆衛生医師として，「これからの公衆衛生」の役割として特に重要と感じている事項について述べます．

参考文献

1)島根県：島根県地域医療構想．https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/kenko/iryo/shimaneno_iryo/chiikiiryoukousou.html