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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生83巻8号

2019年08月発行

文献概要

連載 リレー連載・列島ランナー・125

地域で研究をするということ

著者: 今村晴彦1

所属機関: 1東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野

ページ範囲:P.619 - P.623

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はじめに
 地域が好きだ.地域に入って研究をすると,多様な「ちから」や価値に気づかされるからだ.そして,それは公衆衛生を考える上で決して無視できないものである.筆者は現在,北は北海道から南は九州まで,いくつかの自治体を中心に,地域のコミュニティづくりやソーシャル・キャピタルに着目した社会疫学“的”な研究や実践を行っている.“的”と付けているのは,まだ駆け出しの身である(と思っている)のと,いくつかの学問領域を自分なりに取り入れた研究を行いたいと考えているからである.

参考文献

1)今村晴彦,他:コミュニティのちから “遠慮がちな”ソーシャル・キャピタルの発見.pp124-129,慶應義塾大学出版会,2010
2)島村恭則:民俗学とは何か 多様な姿と一貫する視点.古家信平(編):現代民俗学のフィールド.pp14-30,吉川弘文館,2018
Ross C. Brownson, et al(eds):Dissemination and Implementation Research in Health:Translating Science to Practice 2nd ed. pp1-18, Oxford University Press, New York, 2018
4)D & I科学研究会(普及と実装科学研究会) Research Association for Dissemination and Implementation Science in Health(RADISH). https://www.radish-japan.org/

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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