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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻11号

2020年11月発行

文献概要

特集 日本型MPH教育の軌跡と展望—公衆衛生専門職を目指す!生かす!

わが国のMPH教育校における教育の現状と課題

著者: 川上憲人12

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科 2公衆衛生大学院プログラム校連絡会議

ページ範囲:P.698 - P.706

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【ポイント】
◆公衆衛生大学院プログラム校連絡会議はMPH教育を行う大学院の協議体であり,MPH教育の水準向上のために活動している.
◆MPH教育の現在の主要課題は教育の質保証と新しいコンピテンシーの確立である.
◆公衆衛生大学院プログラム校連絡会議は,MPH教育の修了生の活躍の場を広げること,MPHの遠隔教育,公衆衛生の重要課題に関する意見の表明などにも取り組んでいる.

参考文献

1)Winslow CE:THE UNTILLED FIELDS OF PUBLIC HEALTH. Science 51:23-33, 1920
2)馬場園明:大学基準協会からみたSPHの認証評価と教育の質の改善.公衆衛生84:707-712, 2020
3)公衆衛生専門職大学院連絡協議会:ホームページ.http://square.umin.ac.jp/sph/index.html
4)大学基準協会:公衆衛生系専門職大学院基準.https://www.juaa.or.jp/upload/files/accreditation/profession/standard/公衆衛生系専門職大学院基準(30.09.07改定).pdf
5)Frenk J, et al:Health professionals for a new century:transforming education to strengthen health systems in an interdependent world. Lancet 376:1923-1958, 2010
6)井上まり子,他:論壇:日本の公衆衛生大学院教育におけるアウトカム基盤型教育とコンピテンシーの必要性.日公衛誌63:303-3309, 2016
7)井上まり子:日本のMPHに求められるコンピテンシー.公衆衛生84:713-717, 2020
8)公衆衛生大学院プログラム校連絡会議:新型コロナウイルス感染の広がりへの対応について 公衆衛生大学院プログラム校連絡会議声明,2020年3月16日.http://square.umin.ac.jp/sph/新型コロナウィルス感染の広がりへの対応についての声明20200316.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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