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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻12号

2020年12月発行

文献概要

特集 2030年に向けたHIV/AIDS対策

これからのHIV/AIDS対策に公衆衛生がどう関与するか—新型コロナウイルスの経験に重ねて

著者: 岩室紳也12

所属機関: 1ヘルスプロモーション推進センター 2厚木市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.768 - P.773

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【ポイント】
◆正解依存症が増えた結果,感染している当事者がますます傷つく環境になっている.
◆公衆衛生が行うハイリスクアプローチが他人ごと意識を助長していることを意識する必要がある.
◆感染症対策にこそソーシャルキャピタルの醸成を意識した信頼・つながり・お互いさまの関係性が重要.

参考文献

1)Geoffrey Rose:The Strategy of Preventive Medicine. pp13-14, Oxford University Press, 1992
2)レジリエントメディカル:リスクコミュニケーションの意味と目的〜進め方.https://resilient-medical.com/risk/communication-definition-example
3)日本公衆衛生協会:地域保健対策におけるソーシャルキャピタルの活用のあり方に関する研究.http://www.jpha.or.jp/sub/menu04_10.html
4)岩室紳也,他:Maslow's hierarchy of needsを正確に理解するために〜「needs」を「必要」に,「self-actualization」を「できることを具現化すること」に〜.思春期学37:336-344, 2019
5)Oxford Reference:Elie Wiesel 1928-2016 Romanian-born American writer. https://www.oxfordreference.com/view/10.1093/acref/9780191826719.001.0001/q-oro-ed4-00011516
6)岩室紳也,松本俊彦,他:つながりから考える薬物依存症—安心して失敗を語れる絆・居場所づくり.大修館書店,2018
7)東京都人権啓発センター:インタビュー「自立は依存先を増やすこと」(TOKYO人権第56号).https://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_56_interview.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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