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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻2号

2020年02月発行

特集 保健医療サービスの経済評価—費用対効果評価の応用

保健医療経済評価の歴史と概要

著者: 福田敬1

所属機関: 1国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター

ページ範囲:P.76 - P.80

文献概要

【ポイント】
◆保健医療財政が限られている中で,保健医療の費用対効果の評価が重要となっている.
◆経済評価を応用する場面としては,医薬品などを用いる保険診療の他,予防などの保健事業も想定される.
◆日本では約10年の議論を経て,2019年度に中央社会保険医療協議会(中医協)において医薬品・医療機器の費用対効果評価が制度化された.

参考文献

1)福田敬:医療経済評価手法の概要.保健医療科 62:584-589, 2013
2)池田俊也,福田敬,他:薬剤経済学の新薬の薬価算定への利用可能性と課題(上).社保旬報 2467:16-21, 2011
3)福田敬:医療経済評価の政策利用について 禁煙治療の保険収載を例に.Monthly IHEP 152:39-43, 2007
4)中央社会保険医療協議会総会資料 総-8-1「費用対効果評価について 骨子(案)」.2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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