文献詳細
特集 保健医療サービスの経済評価—費用対効果評価の応用
文献概要
【ポイント】
◆保健医療財政が限られている中で,保健医療の費用対効果の評価が重要となっている.
◆経済評価を応用する場面としては,医薬品などを用いる保険診療の他,予防などの保健事業も想定される.
◆日本では約10年の議論を経て,2019年度に中央社会保険医療協議会(中医協)において医薬品・医療機器の費用対効果評価が制度化された.
◆保健医療財政が限られている中で,保健医療の費用対効果の評価が重要となっている.
◆経済評価を応用する場面としては,医薬品などを用いる保険診療の他,予防などの保健事業も想定される.
◆日本では約10年の議論を経て,2019年度に中央社会保険医療協議会(中医協)において医薬品・医療機器の費用対効果評価が制度化された.
参考文献
1)福田敬:医療経済評価手法の概要.保健医療科 62:584-589, 2013
2)池田俊也,福田敬,他:薬剤経済学の新薬の薬価算定への利用可能性と課題(上).社保旬報 2467:16-21, 2011
3)福田敬:医療経済評価の政策利用について 禁煙治療の保険収載を例に.Monthly IHEP 152:39-43, 2007
4)中央社会保険医療協議会総会資料 総-8-1「費用対効果評価について 骨子(案)」.2019
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