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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻2号

2020年02月発行

文献概要

特集 保健医療サービスの経済評価—費用対効果評価の応用

英国における保健医療経済評価の取り組み

著者: 佐藤大介1

所属機関: 1国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター

ページ範囲:P.92 - P.96

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【ポイント】
◆イングランドの国立医療技術評価機構(NICE)は医薬品,医療機器や高額設備に加え,公衆衛生,医療の質指標,社会的介護などの横断的分野の意思決定に活用されている代表的機関である.
◆NICEの役割は国民へ情報を伝えることである.医薬品などの臨床的有効性および費用対効果に関する意思決定内容のレポートやガイダンスを作成する役割を有している.
◆NICEが費用対効果分析を用いる理由は,既存治療薬と比べてどの程度優れた効果があるのかということを総合的に評価し,一貫して公平な比較評価を行うためである.

参考文献

1)National Institute for Health and Care Excellence. https://www.nice.org.uk
2)厚生労働省:医薬品,医療機器及び再生医療等製品の費用対効果評価に関する取扱いについて.https://www.mhlw.go.jp/content/000497467.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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