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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻2号

2020年02月発行

文献概要

特集 保健医療サービスの経済評価—費用対効果評価の応用

がん検診の医療経済評価

著者: 此村恵子1

所属機関: 1国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター

ページ範囲:P.114 - P.118

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【ポイント】
◆がん検診の費用対効果を評価する際には,その有効性・安全性の科学的根拠が明らかになっていることが重要である.
◆がん検診の費用対効果を評価する際には,比較する相手を設定することが重要である.
◆標準化された手法でがん検診の費用対効果の分析を実施していくべきである.

参考文献

1)厚生労働省:がん検診のあり方に関する検討会.https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou_128563.html
2)国立がん研究センター:科学的根拠に基づくがん検診推進のページ 目的.http://canscreen.ncc.go.jp/kihon/aim.html
3)Canadian Task Force on the Periodic Health Examination:Published Guidelines. https://canadiantaskforce.ca/guidelines/published-guidelines/
4)Shiroiwa T, et al:International survey on willingness-to-pay(WTP)for one additional QALY gained:what is the threshold of cost effectiveness?. Health Econ 19:422-437, 2010
5)Sekiguchi M, et al:Optimal use of colonoscopy and fecal immunochemical test for population-based colorectal cancer screening:a cost-effectiveness analysis using Japanese data. Jpn J Clin Oncol 46:116-125, 2016
6)国立保健医療科学院:中央社会保険医療協議会における費用対効果評価の分析ガイドライン第2版.https://c2h.niph.go.jp/tools/guideline/guideline_ja.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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