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特集 がん検診—見えてきた問題にどう取り組む?
肺がん検診の現状と将来—胸部X線,喀痰細胞診,低線量CT
著者: 佐川元保1 菅原崇史2 石橋直也2 三友英紀2 佐々木高信2 野々村遼2 大島穣2 近藤丘2 田畑俊治2
所属機関: 1東北医科薬科大学医学部光学診療部 2東北医科薬科大学医学部外科学第二(呼吸器外科)
ページ範囲:P.168 - P.173
文献購入ページに移動◆わが国で推奨されている肺がん検診は,40歳以上全員に対する胸部X線写真と,50歳以上の重喫煙者に対する喀痰細胞診の併用法である.
◆肺がんCT検診は低線量で行う必要がある.有効性が未確定のため,ガイドラインでは推奨に至っていない.
◆精度管理は最重要である.各学会がガイドラインや手引きなどを公表しているので,参考にすべきである.
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