文献詳細
特集 徹底解説 東京2020対策—今こそ!マスギャザリングへの備え
文献概要
【ポイント】
◆予防的手段から平時のさまざまな感染症対策までが一体となって,生物テロに対する社会のリスク管理が実現する.
◆公衆衛生機関と警察の連携は生物テロ対策として意識的に取り組むべき課題の一つである.
◆多機関連携が重要である.演習などを通じて既存の枠組みとコミュニケーションルートの再確認を行うべきである.
◆予防的手段から平時のさまざまな感染症対策までが一体となって,生物テロに対する社会のリスク管理が実現する.
◆公衆衛生機関と警察の連携は生物テロ対策として意識的に取り組むべき課題の一つである.
◆多機関連携が重要である.演習などを通じて既存の枠組みとコミュニケーションルートの再確認を行うべきである.
参考文献
1)齋藤智也:2020東京オリンピック・パラリンピックと生物テロ対策.安全工学55:244-252, 2016
2)齋藤智也,他:炭疽菌による生物テロへの公衆衛生対応.保健医療科65:548-560, 2016
3)Richards EP:Collaboration between public health and law enforcement:the constitutional challenge. Emerging Infect Dis 8:1157-1159, 2002
4)齋藤智也(研究分担者):生物テロに対する警察/公衆衛生合同対応に関する国際ワークショップ開催報告書.西條政幸(研究代表者):厚生労働科学研究費「我が国で開発され,備蓄されている細胞培養痘そうワクチンの有効性,安全性,生産性向上および国内外のバイオテロ対策のあり方」に関する研究分担研究報告書
5)齋藤智也:B(生物剤)テロ災害の最新動向と基礎知識—見えない恐怖との戦い 生物テロの特徴と対処.NBテロ災害 消防活動の基礎知識.イカロス出版,pp43-50, 2017
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