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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻7号

2020年07月発行

文献概要

特集 認定専門家・専門医になる!—どうやって?役に立つの?

公衆衛生関連の専門家・専門医認定制度が目指すもの

著者: 曽根智史1

所属機関: 1国立保健医療科学院

ページ範囲:P.426 - P.430

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【ポイント】
◆専門家・専門医認定制度の設立が増えてきた背景には,高度な専門性の担保,人材育成や若手の確保の必要性等の理由がある.
◆具体的なメリットとして,若手の参入増加,学会活動参加者の増加,指導者による人材育成の促進等がある.
◆課題として,運営のための財政的・人的リソースの確保,資格者の活躍の場の確保,社会的認知の向上等がある.

参考文献

1)大久保利晃:専門医制度 設置経緯及び設置後12年間の推移.産業衛誌46:87-97, 2004
2)相澤好治:日本公衆衛生学会における公衆衛生専門職制度の検討.公衆衛生73:176-179, 2009
3)五十嵐千代:産業保健分野における保健師等の現任教育制度,日本産業保健学会産業保健看護専門家制度.日公衛看会誌 6:69-72, 2017
4)社会医学系専門医協議会委員会:社会医学系専門医の制度確立に向けて.公衆衛生80:339-343, 2016
5)大槻剛巳:社会医学系専門医協会の「社会医学系専門医制度」.公衆衛生84:450-454,2020
6)堀之内秀仁:新臨床研修制度の影響,研修医の立場から.日内会誌96:2715-2721, 2007
7)宇田英典:令和元年度一般社団法人社会医学系専門医協会定時社員総会を終えて.社会医学系専門医協会ニュースレター3(7):1, 2019
8)m3.com:社会医学系の専攻医,2年目も100人超え.2018年10月12日配信 https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/634898/
9)日本公衆衛生学会:日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会 2018/19年度公衆衛生モニタリング・レポート年次報告書.2019 https://www.jsph.jp/files/docments/MR201819.pdf
10)後藤あや:ミッドキャリアの今,自分の役割について考えていること.公衆衛生83:574-575, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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