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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻7号

2020年07月発行

文献概要

特集 認定専門家・専門医になる!—どうやって?役に立つの?

公衆衛生と認定専門家制度

著者: 今中雄一1234

所属機関: 1日本公衆衛生学会専門職・教育生涯学習委員会 2京都大学社会健康医学系専攻 3社会医学系専門医協会 4京都大学医学研究科社会健康医学系専攻医療経済学分野

ページ範囲:P.431 - P.437

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【ポイント】
◆人々の健康を守り向上することが「公衆衛生」の使命であり,この使命に貢献するのが公衆衛生の専門家である.
◆健康は多層的な多くの要因に影響を受けるため,公衆衛生活動には多くの領域,多くのサブスペシャルティが存在するが,専門家に必要なコンピテンシーも互いに関連・重複する.人々の健康へのアプローチにおいて,専門家間,セクター間で協働することが重要である.
◆公衆衛生とその認定専門家の重要性は再認識されているが,より認知度を上げ,専門家の仕事の魅力を発信し,社会貢献していくことが期待される.

参考文献

1)Winslow CE:The Untilled Fields of Public Health. Science 51(1306):23-33, 1920
2)American Public Health Association. https://www.apha.org/what-is-public-health
3)Institute of Medicine(US)Committee on Assuring the Health of the Public in the 21st Century:The Future of the Public's Health in the 21st Century. National Academies Press(US), Washington(DC), 2002
4)第79回日本公衆衛生学会総会.http://jsph2020.umin.jp/
5)日本公衆衛生学会専門職検討委員会:資料〔わが国の公衆衛生専門職の能力(コンピテンシー)案〕(2007.04.09)
6)社会医学系専門医協会:専門研修プログラム整備基準(2016/06/06初版) http://shakai-senmon-i.umin.jp/programs/
7)Association of School & Programs of Public Health, MPH Core Competency Model. https://www.aspph.org/teach-research/models/mph-competency-model/
8)公衆衛生大学院プログラム校連絡会議:日本におけるMaster of Public Health(MPH)取得者が持つべき知識とコンピテンシー(2019年10月25日) http://square.umin.ac.jp/sph/
9)日本公衆衛生学会:公衆衛生専門家認定制度.https://www.jsph.jp/supportActivities/specialist/index.html
10)日本公衆衛生学会ホームページ.https://www.jsph.jp/

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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