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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生84巻8号

2020年08月発行

文献概要

特集 統括保健師の役割—環境をつくる,人材を育てる

豊田市における効率的・効果的な保健活動の展開

著者: 柴川ゆかり1

所属機関: 1豊田市保健部

ページ範囲:P.534 - P.539

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【ポイント】
◆豊田市では,地域診断結果を中学校区ごとに「地域健康カルテ」としてまとめ,PDCAサイクルによる住民共働の健康づくりを推進している.
◆地区担当制は,住民との信頼関係構築,保健師の地域への能動的な業務スタイルの定着,小地域のPDCAサイクルの継続による市全体の健康水準の向上に有用である.
◆統括保健師の役割としては,組織横断的な連携強化,人材確保と人材育成,他自治体との連携強化,災害時の対応などが挙げられる.

参考文献

1)豊田市:地域健康カルテ.https://www.city. toyota.aichi.jp/shisei/gyoseikeikaku/kenkou/1011123.html
2)豊田市:きらきらウエルネス地域推進事業 https://www.city.aichi.jp
3)豊田市:健康づくり豊田21計画(第三次).https://www.city.toyota.aichi.jp/shisei/gyoseikeikaku/kenkou/1024010.html
4)豊田市:保健福祉レポート(事業報告).*2020年8月に2020年版更新予定 https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kenkou/1029986/1002974.html
1)柴川ゆかり:わたしのまちの保健活動体制①業務分担制から「重層型」への移行と成果.保健師ジャーナル71:917-923, 2015
2)深尾友理,他:豊田市における継続教育支援体制大学院への派遣聴講で統計学を学ぶ.保健師ジャーナル74:34-39, 2018
3)柿澤のぞみ,他:【豊田市の取り組み】地域特性に応じた保健活動を進めるための体制と組織横断的な連携強化保健師ジャーナル75:927-934, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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