文献詳細
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文献概要
最近は,スマホやインターネットの利用なしでは社会経済活動がうまく機能しない,いわば「社会全体がスマホ・ネット依存」といってもよい環境下で,子どもや若者が生活しています.さらにスマホ・ネットでゲームが楽しめるようになり,「ゲーム障害」という新たな疾病名を生むほど,その依存に伴う深刻な影響が明らかになってきました.
本号の特集でも,「ゲームは本質的にはまりやすいようにできている」「面白いゲームはユーザーを飽きさせないように綿密に設計されている」と解説されていましたが,スマホ・ネット利用のプラス面を活用したい産業界等の強者が,子ども・若者ら弱者にマイナス面を押し付ける形で依存症を増やすという構図が見えてきます.
本号の特集でも,「ゲームは本質的にはまりやすいようにできている」「面白いゲームはユーザーを飽きさせないように綿密に設計されている」と解説されていましたが,スマホ・ネット利用のプラス面を活用したい産業界等の強者が,子ども・若者ら弱者にマイナス面を押し付ける形で依存症を増やすという構図が見えてきます.
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