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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生85巻10号

2021年10月発行

文献概要

特集 社会につながれない 隠されたひきこもり—8050問題

長期化するひきこもり本人と共に生きる家族の相談支援

著者: 境泉洋1

所属機関: 1宮崎大学教育学部

ページ範囲:P.655 - P.660

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【ポイント】
◆ひきこもりの長期・高齢化が進む現在,従来の「やる気を引き出す」ではなく「共に生きる」視点が重要となる.
◆長期・高齢化が進んだ事例においては,家庭全体が社会から孤立することを防ぐことが最も重要である.
◆ひきこもり本人と家族,地域資源の三者の関係が良好な状態を保つことで,共に生きるひきこもり支援が実現できる.

参考文献

1)内閣府:若者の生活に関する調査報告書〔平成28年9月 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)〕.https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/hikikomori/h27/pdf-index.html
2)内閣府:生活状況に関する調査(平成30年度)(平成31年内閣府).https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/life/h30/pdf-index.html
3)境泉洋,他:CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック—若者がやる気になるために家族ができること.金剛出版,2013
4)境泉洋(編著),野中俊介,他(著):CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック—共に生きるために家族ができること(改訂第2版).金剛出版,2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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