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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生85巻5号

2021年05月発行

文献概要

特集 多様化する環境問題に挑む—ポストコロナ,気候変動,電磁環境,海洋MP汚染など

ポストコロナの地球温暖化対策

著者: 手塚宏之1

所属機関: 1国際環境経済研究所

ページ範囲:P.292 - P.296

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【ポイント】
◆コロナ禍により温室効果ガス排出は減少しているが,我慢を強いる対策は持続可能ではない.
◆グリーンリカバリー政策にはコロナ対策の教訓を生かしていく必要がある.
◆安価で大量・安定供給可能な非化石エネルギー技術の開発と普及こそがコロナワクチンに相当する解決の鍵.

参考文献

1)ギータ・ゴピナート:長く,不均等で,不確実な復興の道.国際通貨基金 見解書・論評.2020年10月13日 https://www.imf.org/ja/News/Articles/2020/10/13/blog-a-long-uneven-and-uncertain-ascent
emissions. April 2020 https://www.iea.org/reports/global-energy-review-2020
3)UNEP:Emission Gap Report 2019. Nov 2019 https://www.unenvironment.org/resources/emissions-gap-report-2019
4)日経新聞:グリーンリカバリーとは—環境投資で経済浮上.2021年1月18日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB162CT0W1A110C2000000/
5)IMF:World Economic Outlook, Oct 2020 https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2020/09/30/world-economic-outlook-october-2020
6)EU:A European Green Deal. https://ec.europa.eu/info/strategy/priorities-2019-2024/european-green-deal_en
7)IEA:World Energy Outlook 2019. Nov 2019
emissions from fuel combustion 2019 HIGH LIGHTS, p78
9)手塚宏之:コロナ危機と温暖化対策の行方(4) 経済(経世済民)は贅沢ではない.国際環境経済研究所,2020 http://ieei.or.jp/2020/06/opinion20061201/

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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