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特集 児童虐待予防に求められる医療・保健の役割—これ以上痛ましい事件を繰り返さないために
全国児童相談所間のリスク管理と情報伝達—転居していく子ども家庭のリスクを関係機関の谷間に落とさないために
著者: 奥田晃久1
所属機関: 1明星大学教育学部子ども臨床コース
ページ範囲:P.615 - P.619
文献購入ページに移動◆児童虐待死には,家族が他県等へ転居する際の他機関への情報伝達不十分を原因とする事例がある.
◆全国の児童相談所間では,虐待の恐れがある家族が他県等に転居した際の統一したルールと情報伝達の共通様式がある.
◆国からも地域をまたがる(転居)事例への,より一層の適切な対応と情報共有システムが求められている.
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