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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生86巻10号

2022年10月発行

文献概要

連載 衛生行政キーワード・144

第8次医療計画で検討される課題

著者: 松本千寿1

所属機関: 1厚生労働省医政局地域医療計画課

ページ範囲:P.889 - P.891

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はじめに
 医療計画は、地域の医療提供体制の確保を図るために都道府県が作成する計画であり、国はその基本方針を策定する。現在は2018(平成30)年からの第7次医療計画の計画期間中である(2023〔令和5〕年度までの6年間)。計画期間の最終年度である2023(令和5)年度に都道府県が次期医療計画(第8次医療計画)を策定できるよう、現在、国において第8次医療計画に向けた検討会(第8次医療計画等に関する検討会)が実施されている。これまでの医療計画の基本的な枠組みを維持しつつ、近年の法改正や新型コロナウイルス感染症の対応状況を踏まえる必要があり、ここでは医療計画の概要と次期医療計画の策定に向けて検討が必要な課題について述べたい。

参考文献

1)厚生労働省:「医療計画について」の一部改正について(厚生労働省医政局長通知 医政発0413第1号).2020年4月13日
2)総務省統計局:国勢調査.2015
3)総務省統計局:人口推計.2015
4)国立社会保障・人口問題研究所:日本の将来推計人口(平成29年推計).2017年4月

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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