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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生86巻11号

2022年11月発行

文献概要

特集 “人が受ける最期の医療”と公衆衛生—— 一人の「死」を万人の「生」につなぐ

診療行為関連死の死因究明—医療事故調査等支援団体としての東京都医師会の取り組み

著者: 山本宗孝12 小林弘幸12

所属機関: 1公益社団法人東京都医師会 2順天堂大学大学院医学研究科病院管理学研究室

ページ範囲:P.966 - P.972

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ポイント
◆診療行為関連死の死因究明は、医療事故調査制度にのっとって実施される。
◆医療事故調査制度への適切な対応のためには、支援団体のサポートが重要である。
◆死因究明のために、病理解剖およびAiの実施が極めて重要であることの周知が必要である。

参考文献

1)一般社団法人日本医療安全調査機構:医療事故調査・支援センター2021年年報.2022年3月 https://www.medsafe.or.jp/uploads/uploads/files/nenpou_r3_all.pdf(2022年8月5日閲覧)
2)小林弘幸:医療次項調査委制度—東京都医師会の支援状況について.東京都医療事故調査等支援団体連絡協議会 第11回医療事故調査委制度研修会資料,令和3年12月6日
3)阿部浩幸,他:突然死症例における病理解剖の有用性について—自施設40例での検討.病理と臨 34: 1239-1242, 2016
4)Roberts ISD, et al: Post-mortem imaging as an alternative to autopsy in the diagnosis of adult deaths: a validation study. Lancet 379: 136-142, 2012
5)厚生労働省医政局:医療法施行規則の一部を改正する省令との施行について(医政発0610第18号).平成28年6月10日 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000141703.pdf(2022年8月5日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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