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新・視点
公衆衛生と私の視点
著者: 野村恭子1
所属機関: 1秋田大学大学院医学系研究科衛生学・公衆衛生学講座
ページ範囲:P.178 - P.179
文献購入ページに移動元々は祖父の医療機関を継承するために医師になった筆者は、いわゆる赤ひげ医に憧れ、総合診療医(general physician)を志していた。まだ医師臨床研修制度も努力義務であった時代のことである。日本内科学会が認定する総合診療内科専門医を取得した後、一臨床医として自分が関わることができる人の数よりも、より多くの集団の健康管理・増進に寄与したいと考えるようになり、公衆衛生学へ転向した。
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