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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生86巻6号

2022年06月発行

文献概要

特集 徹底解説! 健康の社会的決定要因(SDH)とは—コロナがもたらした貧困と格差

生理の貧困—ジェンダー視点から見たコロナ問題への対応

著者: 長島美紀1

所属機関: 1公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループ

ページ範囲:P.544 - P.550

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ポイント
◆新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、世界的に生理の貧困への関心が高まっている。
◆日本では生理の貧困を貧困対策の一環として捉える傾向にある。
◆生理の貧困は機会の貧困も含んでおり、人権尊重の観点から対策をとる必要がある。

参考文献

1)#みんなの生理:「日本の若者の生理に関するアンケート調査」最終結果.2021年7月16日 https://bit.ly/3xCu8p7(2021年8月13日閲覧)
2)公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン:日本のユース女性の生理をめぐる意識調査結果.2021年4月 https://www.plan-international.jp/activity/pdf/0413_Plan_International_Ver.03_01.pdf(2021年8月15日閲覧)
3)公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン:新型コロナウイルスの影響に関する女の子と若い女性の声アンケート集計結果.2021年4月 https://www.plan-international.jp/news/girl/pdf/200512_survey.pdf(2021年8月13日閲覧)
4)Plan International UK: Break the Barriers: Girls' Experiences of Menstruation in the UK. https://plan-uk.org/file/plan-uk-break-the-barriers-report-032018pdf/download?token=Fs-HYP3v(2021年8月15日閲覧).
5)Plan International USA and Always®: It's Time to Talk!: Menstrual Health & Hygiene in the U.S: 7, 2021
6)内閣府男女共同参画局:「生理の貧困」に係る地方公共団体の取組(2021年7月20日時点). https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/kenko/periodpoverty/pdf/2-1.pdf(2021年8月15日閲覧)
7)BBC NEWS:生理用品,あらゆる人に無料提供へ 英スコットランドで世界初.2020/11/25 https://www.bbc.com/japanese/55068287(2021年8月15日閲覧)
8)PRESIDENT Online:「生理用品が買えないならまず携帯代を節約しろ」フランスで,そんな声が上がらないワケ(プラド夏樹).2021/04/11 https://president.jp/articles/-/44889(2021年8月15日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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