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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生86巻7号

2022年07月発行

文献概要

特集 災害対策・危機管理の専門家によるCOVID-19パンデミックの検証

感染症等の危機に対する法制度・体制の見直し

著者: 武田文男12

所属機関: 1政策研究大学院大学 防災・危機管理コース 2福島学院大学

ページ範囲:P.570 - P.579

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ポイント
◆感染症のまん延は災害といえるのではないか、災害対策のノウハウを感染症対策に活用すべきではないか、について検討する。
◆感染症を含めたオールハザードを念頭に置き、わが国の危機管理対策の在り方について見直しが必要なのではないかを検討する。
◆危機管理体制を強化するには、法令や憲法の改正を含めて内閣、国会等における積極的かつ冷静な議論が求められる。

参考文献

1)防災行政研究会(編):逐条解説 災害対策基本法 第3次改訂版.p 71,ぎょうせい,2016
2)内閣府:防災情報のページ—政府の危機管理組織の在り方に係る関係副大臣会合(最終報告).平成27年3月30日 http://www.bousai.go.jp/kaigirep/kaigou/saishu/index.html(2022年3月9日閲覧)
3)西 修:国家緊急事態条項の比較憲法的考察—とくにOECD諸国を中心に—.日本法學 82: 1772-1745, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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