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特集 エビデンスに基づく公衆衛生とヘルスサービスリサーチ—保健医療介護サービスの振り返りと向上のためのデータ利活用
地域医療構想の実現に向けた医療データの有効活用
著者: 村上正泰1
所属機関: 1山形大学大学院医学系研究科医療政策学講座
ページ範囲:P.1001 - P.1008
文献購入ページに移動◆当講座では山形県内の病院からDPCデータを収集し、高度急性期・急性期だけではなく、回復期・慢性期も対象としたデータベースを構築している。
◆救急搬送入院と予定入院手術、専門的な急性期医療と高齢者に多い一般的医療ニーズなどに分けて入院先を分析し、県の検討会で活用した事例を紹介する。
◆独自のデータ分析に基づくエビデンスは、地域の医療ニーズに見合った医療提供体制を構築する上で有用だが、データだけで簡単に解決に至るわけではない。
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