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文献概要
予防と臨床のはざまで
5類へどうする? 企業のコロナ出口戦略
著者: 福田洋1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科先端予防医学・健康情報学講座
ページ範囲:P.956 - P.956
文献購入ページに移動前半は私から、この3年間の振り返りについて話題提供しました。実はCOVID-19対応は病院より産業保健が早く、エビデンスがない中、2020年1月から対応に追われたこと、安全衛生委員会でCOVID-19関連の話題が尽きなかったこと、テレワークの浸透とともに在宅勤務の健康影響が出始め、2020年6月にはCOVID-19と産業保健に関する国際シンポジウムで発表したこと、2021年1月の日本健康教育学会のシンポジウムではコロナ下での1年間の論文がレビューされ、特に運動不足とメンタルヘルスへの影響が大きく、緊急事態宣言下では1日における平均歩数が2,000歩減り座位時間が増えたこと、うつ病や不眠が2割増えたことなどについて解説しました。
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