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特集 結核低まん延から結核ゼロへの課題と展望—外国生まれ結核患者への対応
入国前結核健診事業の概要と課題および展望
著者: 髙橋香1
所属機関: 1国際移住機関(IOM)駐日事務所
ページ範囲:P.14 - P.23
文献購入ページに移動◆外国生まれ結核患者数の増加傾向を背景に、アジア6カ国の国籍を有し中長期在留者として日本に入国・在留しようとする者に対して入国前結核健診が求められることとなった。
◆現地指定医療機関は日本入国前結核健診手引きに従い健診を実施し健診内容をJIMSに入力し、日本入国前結核スクリーニング精度管理センターがJIMSを通してモニタリングおよび精度管理を行う。
◆今後の課題としては、現地指定医療機関の手引きの周知徹底、入国前結核健診の円滑な導入と実施、費用対効果の分析評価、結核ハイリスク者の国内連携の検討等が挙げられる。
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