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映画の時間
—100年前、自由を求め闘った一人の女性の生涯—風よ あらしよ 劇場版
著者: 桜山豊夫
所属機関:
ページ範囲:P.104 - P.104
文献購入ページに移動女性は「家にあっては父に従い、嫁しては夫に従い、夫が死んだ後は子に従う」という「三従の教え」が美徳とされた大正時代。主人公の伊藤野枝(吉高由里子)が仮祝言を挙げている場面から映画は始まります。酔った許婚の父(渡辺哲)は、野枝の腰をなでながら、これなら立派な子を産める、などと言っています。今ならセクハラものでしょう。
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