文献詳細
特集 その政策にエビデンスはあるんか!?—根拠に基づく健康政策(EBHP)を進めるために
文献概要
ポイント
◆多剤投与の問題は、単なる薬剤費の問題ではなく、薬物有害事象のリスク増加につながることである。
◆ジェネリック医薬品使用促進のための差額通知の事業と同様に考えてはいけない。
◆医師が処方変更を検討するためには、服用(使用)薬剤の全てを把握できる情報の一元化が重要となる。
◆多剤投与の問題は、単なる薬剤費の問題ではなく、薬物有害事象のリスク増加につながることである。
◆ジェネリック医薬品使用促進のための差額通知の事業と同様に考えてはいけない。
◆医師が処方変更を検討するためには、服用(使用)薬剤の全てを把握できる情報の一元化が重要となる。
参考文献
1)厚生労働省:告示.診療報酬の算定方法の一部を改正する件.
2)厚生労働省保険局:通知.診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について.
3)厚生労働省:高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編).2018年5月 https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/kourei-tekisei_web.pdf(2024年7月26日閲覧)
4)厚生労働省:令和5年度の保険者努力支援制度(取組評価分)〜制度の概要〜. https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001100926.pdf(2024年7月26日閲覧)
5)厚生労働省:中央社会保険医療協議会(中央社会保険医療協議会診療報酬改定結果検証部会)第57回「平成30年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成30年度調査)の報告書案について」.平成31年3月27日 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000207397_00002.html(2024年7月26日閲覧)
6)厚生労働省:中央社会保険医療協議会(中央社会保険医療協議会診療報酬改定結果検証部会)第69回「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和5年度調査)の報告書案について」.令和5年11月10日 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000207397_00015.html(2024年7月26日閲覧)
7)日本老年医学会:高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015.メジカルビュー社,2015
8)今井博久(編):これだけは気をつけたい! 高齢者への薬剤処方,第2版.医学書院,2024
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