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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生88巻3号

2024年03月発行

文献概要

特集 梅毒急増! 性感染症対策最前線

医療の確保—梅毒を見逃さないための診療の基本

著者: 小堀善友1 吉田直人1 定岡侑子2 尾上泰彦2

所属機関: 1プライベートケアクリニック東京 東京院 2プライベートケアクリニック東京 新宿院

ページ範囲:P.294 - P.301

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ポイント
◆梅毒診断には問診が重要であり、性風俗の利用や不特定多数の性交渉がある場合は梅毒感染のリスクが高い。
◆TPとRPRという2つの抗体価で感染や治療が評価できるが、検査結果だけでなく問診・視診・触診の総合的判断が必要である。
◆基本的にはペニシリンによって治療を行い、早期の場合では1回の注射だけで治療を終了することができる。

参考文献

1)国立感染症研究所:日本の梅毒症例の動向について.2023年6月2日 https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrs/7816-syphilis-data-20180105.html(2023年6月25日閲覧)
2)日本性感染症学会(編):梅毒.性感染症診断・治療ガイドライン2020.46-52頁,診断と治療社,2020
3)Kersh EN, et al: At-Home Specimen Self-Collection and Self-Testing for Sexually Transmitted Infection Screening Demand Accelerated by the COVID-19 Pandemic: a Review of Laboratory Implementation Issues. J Clin Microbiol 59: e0264620, 2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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