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予防と臨床のはざまで
IUHPE理事会inモントリオール出席
著者: 福田洋1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科先端予防医学・健康情報学講座
ページ範囲:P.346 - P.346
文献購入ページに移動IUHPEの世界会議は3年ごとに開催され、過去には日本でも開催されました。1995年に千葉県幕張市で開催された第15回大会は、私が大学院生のときに初めて参加した国際学会です。学会事務局の一員として救護室を担当したり、初めての英語での発表に悪戦苦闘したり、懇親会のカラオケパーティーを企画したりと大変でしたが、世界の主要な研究者の先生方との交流は得難い経験でした。その後、2022年の第24回大会まで定期的に参加してきました。IUHPEでのキャリアは1995年に個人会員として始まり、2009年からジャパンリエゾンオフィスのディレクターを2期6年務め、2015年から北部西太平洋地域(northern part of the western pacific: NPWP地域)の事務局長を務めました。2022年から神馬征峰氏(東京大学)に代わってNPWP地域の副会長に選出され、これまで開催された理事会にはオンラインで参加してきました。今回の理事会はコロナ禍が過ぎて初めての対面(ハイブリッド)開催で、私にとって実に3年ぶりの海外出張となりました。オンライン会議は時差の関係で日本時間の深夜の開催であり、英語のヒアリングやタイムラグ、画面での相手の表情が読み取りにくい面もありましたが、対面での理事会出席は初めてなので大変楽しみにしていました。
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