文献詳細
文献概要
予防と臨床のはざまで
アフターコロナ、4年ぶりのさんぽ会対面開催
著者: 福田洋1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科先端予防医学・健康情報学講座
ページ範囲:P.523 - P.523
文献購入ページに移動ハイブリッドで開催した2023年11月の第294回月例会のテーマは「パーソナリティ障害・発達障害」で、お二人の専門家の先生からお話を伺いました。岩谷泰志先生(ペディ汐留こころとからだのクリニック院長)は「岩谷セオリーによる診立てとは何か〜パーソナリティ障害などの理解法」をテーマに講演してくださいました。会場参加はさんぽ会会員限定でしたが、全国から非会員も含めて多くの方がオンラインで参加してくださり、Zoom®画面での1分チャットで感想を書き込んでいただいたところ「感銘を受けた」「参考になり感謝している」とYoutubeのスーパーチャットばりに多くのコメントが画面に流れ、岩谷先生も大変喜んでおられました。リアルタイムで現地とオンラインの反応が分かるところがハイブリッド開催の利点だと思います。もうお一人は「発達障害の自分の育て方」と題して岩本友規先生(Hライフラボ・明星大学発達支援研究センター研究員)から講演していただきました。ご自身の体験や苦労も含めた内容は、まるで自分が「発達障害を追体験している」ような不思議な感覚があり、会場全体で聞き入り一体感がありました。
掲載誌情報