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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生9巻2号

1951年02月発行

文献概要

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質疑應答

著者: T生1 小宮義孝 F生 辻達彦2

所属機関: 1東大 2公衆衞院母子衞生部

ページ範囲:P.146 - P.146

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問 蛔虫豫防に關する衞生教育で,野菜を介する感染に重點を置きすぎるという人もありますが,如何なものでしようか。
 答 野菜,とりわけ漬けものを介して行われる感染が,蛔虫感染の重要ルートであることは,いろいろの人によつて調べられており,これにまちがいはないでしよう。事實生あるいは生に近い状態(つけものなど)で食べる野菜に,生熟仔虫卵が附着しており,また淺づけ,鹽づけ,糠づけ,たくあんづけなどの中で未成熟卵は發育し生熟卵となりうる場合もあることは,諸家の調べによつて明かとなつております。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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