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ツベルクリン非特異反應の地域差,他
著者: 川村
所属機関:
ページ範囲:P.167 - P.168
文献購入ページに移動看護婦生徒約1萬名をこの方法で檢査し,出身地別にみると第2回檢査の陽性率には,第1回檢査の陽性率と無關係の地域差が認められた。既ち少量のP.P.D.を用いる第1回の反應は明らかに,結核感染の分布を示す所の特異的な反應と考えられるが,濃厚液を用いる第2回檢査で陽性になる者は,北部西部の諸州では第1回の陽性率の高低に關係なく,常に24%前後の値を示すのに對し,Mississippi deltaを中心とする南部諸州では高く,殊にLouisianaの農村では72%に達する。
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