文献詳細
〔Ⅰ〕原著及臨牀報告
文献概要
緒論
從來感染病竈には觀血的或は非觀血的に操作が行はれ同時に血清或はワクチン療法化學製劑等による大淨芽療法が行はれて居た。然しズルフオン劑(以下ズ劑と略記す)が一旦世に現はれるや一變し,一般化膿性疾患に對しズ劑が醫療界を風靡して居るのが現状である。然しズ劑の作用機轉に關しては諸説紛々として歸する所を知らない。從つて之が使用に當つて我々眼科でも内服,靜注,點眼,軟膏塗擦の外,頸動脈内注射(淸水教授),局所浸潤注射(山中,淸水兩教授)血液加ズ劑の局所浸潤注射(山中,淸水兩教授)等が報告せられて居るが,私達は治療に或は其の後貽症に難澁する眼窩骨膜炎に對して,一療法を試み稍ゝ見るべきものがあつたので報告する次第である。
從來感染病竈には觀血的或は非觀血的に操作が行はれ同時に血清或はワクチン療法化學製劑等による大淨芽療法が行はれて居た。然しズルフオン劑(以下ズ劑と略記す)が一旦世に現はれるや一變し,一般化膿性疾患に對しズ劑が醫療界を風靡して居るのが現状である。然しズ劑の作用機轉に關しては諸説紛々として歸する所を知らない。從つて之が使用に當つて我々眼科でも内服,靜注,點眼,軟膏塗擦の外,頸動脈内注射(淸水教授),局所浸潤注射(山中,淸水兩教授)血液加ズ劑の局所浸潤注射(山中,淸水兩教授)等が報告せられて居るが,私達は治療に或は其の後貽症に難澁する眼窩骨膜炎に對して,一療法を試み稍ゝ見るべきものがあつたので報告する次第である。
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