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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科1巻2号

1947年05月発行

文献概要

〔Ⅱ〕臨床講義

外傷後の緑内障のメカニズム

著者: 庄司義治1

所属機関: 1東京帝國大學

ページ範囲:P.87 - P.88

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 外傷後におこる緑内障のメカニズムに就ては種々考へられるし又色々の説もあるので,臨牀例の詳細な觀察が望ましい。
 私の最近の1例は,50j女子で薪割りの時に本が右の眼にあたつて疼痛と視力障碍が來たと云ふ。外傷して10日後に初めて診察した。その時視力右0.03(0.1×−1.5D)左0.6(besser×+0.5D)左眼は他覺的に變化はない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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