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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻12号

1956年12月発行

文献概要

臨床実験

再発前房蓄膿性葡萄膜炎の症状を呈したBehcet症状群の4例について

著者: 神足実1 岡田甫1 浜野巖2

所属機関: 1慈恵会医大眼科 2慈恵会医大耳鼻科

ページ範囲:P.1517 - P.1523

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Ⅰ.緒言
 所謂ベーシエツト症状群及びその類似疾患については,1895年Neumannが重篤なアフタ様口内潰瘍,全身の多形滲出性紅斑,又は結節性紅斑様発疹,陰部潰瘍を主徴とする症状群をNeuman-n's Aphthosisとして発表して以来多数の報告があり,その本態は未だ不明である。
 最近眼科領域でも注目されて来ているが,余等も本症の4例を経験しその症状,経過,治療,特に眼底所見についていささか興味ある知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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