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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻12号

1956年12月発行

文献概要

臨床実験

妊娠腎性網膜炎に対するDepot-Kallikreinの効果に就て

著者: 三国政吉1 荊木良夫1 樋浦英子1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科

ページ範囲:P.1525 - P.1529

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 妊娠腎性網膜炎(娠妊中毒性網膜症とも呼ばれる)は適当の処置を講ずれば全身的には勿論眼科的にも予後は一般に良好とされるところである。分娩が最良の治療法で分娩により多くは速かに回復するものであるが,時にはかなりの視力障碍を残すものもあることは間々経験されるところである。
 私共は最近Kallikrein筋注により視力の回復を著しく促進し得たと思われる症例を経験したのでここにその経過を簡単に記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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