icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻2号

1956年02月発行

文献概要

特集 第9回臨床眼科学会号 シンポジウム--トラコーマ

トラコーマと濾胞

著者: 国友曻1 堀信夫1

所属機関: 1日大医学部眼科

ページ範囲:P.116 - P.124

文献購入ページに移動
 トラコーマの診断には,プ氏小体,乳頭,濾胞又は顆粒,結膜混濁,瘢痕及びパンヌスが重要視されているが本日は濾胞を取りあげてトラコーマとの関聯について考究してみたいと思う。
 元来,濾胞と云う名称は結膜の或種の変化に対して,肉眼的立場から与えられたものであるから,我々の眼に写つた像が似てさえおれば,無差別的にどれもこれも濾胞と呼ばれて来た嫌いがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?