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特集 第9回臨床眼科学会号 一般講演
(4)不等像視と眼屈折度との関係
著者: 保坂明郞1
所属機関: 1東京医科歯科大学眼科
ページ範囲:P.189 - P.191
文献購入ページに移動 屈折異常眼,特に左右の屈折度の異る例では正視眼に比して,不等像視の頻度が多いと期待される。Ogle等は乱視眼を矯正した時の,不等像の量並びに軸と乱視度および乱視軸との関係を検討し大多数において理論値と一致することを示した。私は乱視を含めた眼屈折系と不等像視との関係を統計的に検討した。
乱視軸も不等像の軸も0-180°にわたつて存在し,あらゆる子午線での比較は複雑なばかりか却つて問題を困難にするので,この場合水平子午線と垂直子午線のみに限定して検討を行つた。このため先ず基礎となる正視眼の不等像視を知つて後に,屈折異常眼の裸眼視時の不等像,次いで眼鏡矯正時の不等像を調査し,この間の変化を研究した。
乱視軸も不等像の軸も0-180°にわたつて存在し,あらゆる子午線での比較は複雑なばかりか却つて問題を困難にするので,この場合水平子午線と垂直子午線のみに限定して検討を行つた。このため先ず基礎となる正視眼の不等像視を知つて後に,屈折異常眼の裸眼視時の不等像,次いで眼鏡矯正時の不等像を調査し,この間の変化を研究した。
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