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特集 第9回臨床眼科学会号 一般講演
(11)プレシオノプシーに就いて
著者: 小口武久1
所属機関: 1桐生厚生病院
ページ範囲:P.219 - P.220
文献購入ページに移動 注視した物体が夫れ自体は全く静止しているにも拘わらず,眼前より遠方へ遠ざかつて行く様に見える現象はHeilbronner (1904)のポロプシー(Porropsie)で,これに対し注視した物体が逆に急に眼前に近附いて来る様に見える現象を私はプレシオノプシーと名づけ,第4回関東甲信越磐越眼科集談会(1951)で発表した。其の後私は更に本症の2例を経験し,多少の新知見を得たので,薮に報告して見度いと思う。
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