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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻2号

1956年02月発行

文献概要

特集 第9回臨床眼科学会号 一般講演

(11)プレシオノプシーに就いて

著者: 小口武久1

所属機関: 1桐生厚生病院

ページ範囲:P.219 - P.220

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 注視した物体が夫れ自体は全く静止しているにも拘わらず,眼前より遠方へ遠ざかつて行く様に見える現象はHeilbronner (1904)のポロプシー(Porropsie)で,これに対し注視した物体が逆に急に眼前に近附いて来る様に見える現象を私はプレシオノプシーと名づけ,第4回関東甲信越磐越眼科集談会(1951)で発表した。其の後私は更に本症の2例を経験し,多少の新知見を得たので,薮に報告して見度いと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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