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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻2号

1956年02月発行

文献概要

特集 第9回臨床眼科学会号 一般講演

(19)乳幼児トラコーマの研究(第2報)—急性に発病した結膜炎症に就て

著者: 松永努1

所属機関: 1日大医学部眼科

ページ範囲:P.250 - P.254

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Ⅰ緒言
 著者等は国友教授指導の下に,第1報に於いて,東京都下K町の出生後間もない健康乳幼児102名を,1年6ヵ月間継続検診し,其の間に発生した結膜の炎衝性疾患の観察成績に就て述べた。即ちト罹患率約12%の農村に於いて,生後間もない健康乳幼児102名の中96名(94%)が,観察期間中に結膜炎に罹患し.2重感染を含めた罹患回数は,108回であつた。
 其の108回の感染例を急性発病型,亜急性発病型及び慢性発病型に分類すれば,夫々17例,76例及び15例であつた事は,第1報に述べた通りである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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