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特集 第9回臨床眼科学会号 一般講演
(48)自記眼精疲労計の試作並びにその応用
著者: 萩野鉚太郞1 鈴村昭弘1
所属機関: 1名古屋大学環境医学研究所
ページ範囲:P.376 - P.380
文献購入ページに移動 近来眼精疲労患者の増加の傾向が注意されているが,その本態についてはなお未解決の点が少なくない。戦後Aniseikoniaが論ぜられる様になり,之が眼精疲労とも関係あることはわかつたが,然しaniseikoniaそれ自身がなお研究途上にある状態で,これのみで眼精疲労の機序を解明することは出来ない。従来の研究で論ぜられている調節と輻輳はやはり,眼精疲労の本態と深い因果関係にあることは疑のないところである。但しそれが第1義的な因子であるか或は第2義的なものかは,それぞれの場合で決められる問題である。
Otero (1951)は,視機能を営む上に,調節状態が如何に影響するかを研究したが,かように調節作用は,視機能に関係し,更にそれが眼精疲労ともつながるものである。
Otero (1951)は,視機能を営む上に,調節状態が如何に影響するかを研究したが,かように調節作用は,視機能に関係し,更にそれが眼精疲労ともつながるものである。
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