icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻3号

1956年03月発行

臨床実験

眼科手術,特に緑内障治療にクロルプロマヂンの応用

著者: 大橋孝平1

所属機関: 1慈恵医大

ページ範囲:P.418 - P.421

文献概要

1.はしがき
 Chlorpromazineが冬眠療法に応用され始めたのは最近のことであるが,これの眼圧に対する作用機序は未だ記載されなかつたところである。
 余の教室では近来之を応用して,主にコントミンを使つて諸種の眼圧実験を行つて来たところ,コントミンでは著しい血圧と眼圧の降下作用のあることを知つた。そこで緑内障治療にも応用したところ甚だ顕著の効果を認めたので記載し,クロルプロマヂンの眼科領域の応用に就て述べてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら