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臨床実験
アグラヌチトーゼに見られた眼変状
著者: 三橋美喜雄1
所属機関: 1慈恵会医大眼科
ページ範囲:P.482 - P.484
文献購入ページに移動本症は何等の認むべき原因が無くてVirusが病源であると考えられる場合もあるが,他方各種の化学的物質の中毒の場合も多く,Salvarsan,Aminopyrin,Sulfamin Saioxsial, Tibionによつても起すものである。眼科的にはAgranulocytoseの病変は今迄には殆ど報告を見ないのである。私は最近二例眼底所見の著しい変化を見其の中1例は解剖し組織的所見も得たので些に報告しようと思う。
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