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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻4号

1956年04月発行

文献概要

特集 第9回日本臨床眼科学会号 〔一般講演〕

(27) Neo-Synesinの眼に及ぼす影響に就いて

著者: 山地良一1 小山田和夫1 松本喬久1

所属機関: 1大阪医大眼科学教室

ページ範囲:P.723 - P.727

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緒言
 ネオシネジン(興和)が散瞳剤として種々な長所を有している事は,既に桑原,宮崎,戸松の諸氏によつて報告されている。
 即ち,桑原氏等は人眼に於いて,瞳孔径及び眼圧に対する影響に就いて実験し,宮崎氏等は瞳孔径,眼圧,近点距離に及ぼす作用に就いて実験している。以上の実験は点眼によるネオシネジンの作用に就いてであるが,戸松氏は点限の他,球結膜下注射をも行い,瞳孔径,眼圧及び眼底血圧に対する作用をみている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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