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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻4号

1956年04月発行

文献概要

特集 第9回日本臨床眼科学会号 〔一般講演〕

(39)急性アレルギー性結膜炎の抗原調査

著者: 山崎敬行1 徳田正喜1

所属機関: 1日本大学眼科

ページ範囲:P.757 - P.761

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 薬物による眼局所の過敏症はその抗原が比較的容易に証明される事から,多種のものが挙げられている。即ちアトロピンカタル,パラフエニーレンヂアミンに依る白髪染眼炎を始めとして,ピロカルピン,オキシシアン水銀,コカイン,ヂオニン等にも過敏症があり,之等はアレルギー性の疾患と見做されている。
 戦後は各種の抗生物質,或いはスルフアミン系統の点眼薬が広く一般に市販され,又診療等に好んで使用されるに至り,之等の薬剤或いはその基剤に対するアレルギー性結膜炎乃至は眼瞼炎が急激に増加している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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