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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻5号

1956年05月発行

文献概要

臨床実験

脈絡膜及び乳頭縁孤立結核症例に就て

著者: 斉藤薰1 大木陽太郞1 伊藤淸1 多田正1

所属機関: 1富士市市立中央病院眼科

ページ範囲:P.899 - P.904

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 脈絡膜の孤立結核は腫瘍状結核とも云われ,一般に限局性,慢性に経過する稀な眼疾患とされているが,然し文献上には割合に多く記載され,北原氏は明治25年第1例より昭和8年に至る間に50有余例を挙げている程である。本病変の原発部は多く脈絡膜血管内に見られるが,私達も最近肺浸潤罹患中に発病した脈絡膜孤立結核例と乳頭境界に初発した孤立結核例の興味ある2症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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