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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻5号

1956年05月発行

集談会物語り

中国・四国眼科学会の歴史

著者: 奥田観士1 山本彰1

所属機関: 1岡大眼科

ページ範囲:P.937 - P.939

文献概要

1.始まり
 岡山の眼科界は歴史が可なり古い。眼科医の学問的会合の始まりは,明治31年井上通泰氏等の発起による眼科談話会であるが,之は中絶し,約20年間空白の時代があつた。其後大正14年4月に日眼総会が岡山で開催されたのを動機として,当時岡山眼科界の指導者であつた藤原鉄太郞,藤田秀太郞,庄司義治の3氏が創立委員となり,会の実務は田丸要槌,藤井清信の両氏が担任して中国眼科集談会が設立された。その第1回は大正14年6月7日岡山医科大学眼科教室に於て開催されたのである。
 此の会の目的としては臨床治験の集談を主とし研究的業績の発表は副とする事になつて居り,同業諸氏の親睦を図るのを会是とすると記録に見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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