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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻5号

1956年05月発行

文献概要

トラホーム予防協会会誌

福岡県山門郡大和村皿垣地区住民のトラコーマ検事診成績並びに環境調査成績について

著者: 南熊太1 木村一雄1 大林孚雄1

所属機関: 1久留米大学眼科

ページ範囲:P.957 - P.960

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Ⅰ.まえがき
 私共は過去数年間有明海沿岸の,トラコーマ分布について調査を行い「有明海沿岸トラコーマの公衆衛生学的研究」として既にその一部を発表したが,1)一般に高率の地区が多く,有明海沿岸24小学校児童のトラコーマ(以下ト)罹患率は,平均46.0%(最大96.8%,最小13.6%)を示している。同11地区の児童家族に属する住民のト罹患率は,平均56.5%(最大96.2%,最小31.2%)で,
 児童の罹患率より幾分高率を示しているが,前者とほぼ類似の並行関係が認められる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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